骨盤が歪むと、背骨を支える力が極端に落ちます。この状態は腰が丸くなり、頭が下がったような姿勢です。これらは背骨の柔軟性が欠けてしまうため、周囲の筋肉が硬くなり、そこが無理に引っ張られて腰痛や肩こりになるのです。
骨盤が自由に柔軟に動ける状態は、腰や首にも優しい動きですが、骨盤の動きが低下すると背骨にかかる力が大きな負担になるため、筋肉の緊張が続いてしまいます。
また、骨盤のゆがみは背骨の椎間板というクッションにも負担をかけ、背骨がフレキシブルに動くことを妨げます。椎間板が傷むと椎間板ヘルニアや椎間狭窄症などのような怖い症状も引き起こしてしまいます。
デスクワーカーは常に、骨盤の上に体重を乗せ、さらに背中を丸めて体を固めることで体重の約3倍の重量を腰に受けているとも言われています。50Kgの人なら150Kgの重さが腰一点に集中しているということです。この負担を軽減させてくれるのが骨盤です。
左右の骨盤の関節にゆとりがあることで、その重量をきちんと脚へと逃がしてくれます。肩こり、腰痛の予防はやっぱり骨盤からです。
肩コリになるとどうしても首や肩をグルグル回したりします。でも、これ実は余計に固める行為なのです。
運動はリラックスしなければ、筋肉が緩まないのですが、こういう場合に見受けるのは筋肉をつっぱらせて、伸ばした状態で行っている人が多いようです。
これは下手をすると、筋肉を損傷し、首が回らなくなったりしてしまいます。肩こりになったら、骨盤を意識しながら、腕をブラブラと振るのが良いようです。骨盤と鎖骨の付け根は歩行時に互いがバランスを取るように動いているため、子供のおもちゃのデンデン太鼓のように骨盤を回しながら腕を振ることで脱力しやすくなるようです。
腕だけで振った時よりも大きく回ると思います。骨盤に力が入ると上半身は脱力しやすくなります。
腰痛は腰から骨盤を覆う筋膜なども硬くなり、骨の間が狭くなれば神経も刺激しやすくなることでおこります。
腰痛になったら無闇に動かさず、ズキズキするような時は炎症を伴っているかもしれないので、冷却して安静を保つようにすることが大事です。
慢性的な痛みの場合はよく温め、筋肉の緊張を緩めていくような簡単なエクササイズをすることもいいでしょう。
骨盤はなかなか自力ではうまく動かせないので、四股を踏んだり、足踏みをすることも骨盤を動かす方法になります。なるべく、腕を上にあげて腰を伸ばしたりもいいでしょう。
でもやっぱり、おかしいな?と思ったときは迷わず、カイロに行くことが腰痛改善の近道です。
カイロは様々な手技療法の中でも、特に腰痛には強いと思われます。きちんと信用できる行きつけのカイロを見つけておくことはこういうときのためにも大切です。