妊娠すると女性は骨盤内の子宮に赤ちゃんを宿すことになります。この骨盤内の環境が約10ヶ月の間正常に保たれなければいけません。
妊娠初期はまだ数mmですので、体調の変化はあるものの、まだ実感しないことが多いようです。しかし、赤ちゃんはもっとも細胞分裂をしている時期ですので子宮や骨盤内は大きな環境変化を強いられます。悪阻などがおこるのもそのためではないでしょうか?
5か月くらいを経過すると安定期に入ります。ここで大きな変化も一段落です。しかし、このときは大分お腹も大きくなってきますので、骨盤は赤ちゃんを支える準備が必要になります。8か月を過ぎるとラストスパートです。どんどんお腹が大きくなって出産に向かいます。お腹は前に大きくなり、腰は反り、骨盤の前傾は強調されます。このとき、腰椎や骨盤が柔軟でないと腰痛を引き起こすことが非常に多いのです。
妊娠中でも施術してくれるところはありますので、電話などで確認してどのような方法で施術してくれるかをきちんと聞いた上で納得して通院してください。
出産時、骨盤は前後、左右、上下と全方向に大きく広がります。この広がりは骨盤の構造上適合した広がりですが、当然、通常時にはありえない動きですから骨盤が割けるように痛みを感じます。
特に、股関節が硬かったり、腰が反りにくい人などは骨盤に余計ストレスを感じるので痛みが強くなります。
スムーズに出産するには事前に、カイロや整体である程度体を緩め、関節の可動域を大きくしておくことが大切です。
お母さんが苦しいということは、赤ちゃんも苦しいと思います。お母さんが赤ちゃんをこの世に送り出してあげるにはお母さんの強い力と赤ちゃんの動きが重要です。
力はリラックスした状態でないと発揮できませんし、赤ちゃんがスムーズに動くには骨盤内にゆとりがないとできないので骨盤を安定させておきましょう。
産後はこの大きく開いた骨盤が、筋肉の力で元の状態に戻ろうとします。しかし、筋力が弱いと元の位置よりも下がった位置に落ち着いてしまうためにお尻が下がったり、広がったりしたように見えます。
下がった骨盤は股関節が広がるのでお尻も大きく見えてしまうのです。
骨盤矯正は筋力をつけることはできませんが、筋力をつきやすい状態にすることは可能ですし、体を整えることで姿勢を良くし、ヒップアップすることもできます。産後は休む間もなく育児が始まり、睡眠不足やストレスと戦いながら頑張るわけですが、こうやって骨盤矯正に通う時間を旦那さまにつくってもらうことでちょっとしたご褒美にもなると思います。
お母さんにはリラックスタイムが不可欠です。